2026年度大学入試の短期コース受講生を募集中

大学入試の短期コース(総合型選抜・一般入試)の受講生を募集中です!国公立や関関同立の総合型選抜(小論文・志望理由書・自己推薦書)、医学部の小論文、国公立2次の小論文の対策を指導致します。

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【大学入試の小論文対策2】小論文を指導できる”本物のプロ”の探し方

大学入試の小論文対策2 小論文を指導できる本物のプロの探し方 さんさん知的探求ブログ

前回の【大学入試の小論文対策2】プロの指導なしだと合格は難しくなる理由の続きです。

 

自分の近隣(通える範囲)に指導できる先生はいますか?

小論文のプロを探す方法

無料で身近に探すというと、まず学校の先生を選ぶ人が多いです。
しかし、大体の先生は実際はどうであれ「指導できない(自信がない)」とは言いません。

逆に、正式に認定されたコマの指導ができる人は、実力を持っている可能性はあります。

自分がその先生の授業・指導を受けられるか受けられないかは別として、指導できる実力のある先生に出会えた人はかなりの幸運の持ち主と言えます。

前回もお伝えしましたが、出来ない人に見てもらうとかえって変な癖がついた上に実力が低下してしまう恐れがあるので、まず下記のポイントを参考にしながら探してみてください。

 

小論文をきちんと指導できない人の特徴

文章表現の整合性をチェックする程度、つまり「てにをは」や句読点程度しか指導できない
アドバイスが曖昧・あやふや・おおざっぱだったり、明らかに間違っていたり、頓珍漢なことを言う

生徒に対して具体的な文章を求めながら、自分はまったく具体的なアドバイスができない人が多いです。

文末や小論文のルールを一方的に押し付けたり、自分の思い込みで「こうするな」と禁止する

指導経験がないのはもちろん、実践的な小論文の本を何冊も読んで、自分で実行した経験がない人に多いです。
1万枚とは言いませんが、少なくとも数千枚以上の添削経験がないと安定した添削指導はできません。

その分野の知識が全然ない人、例えなくてもきちんと学習しようとする努力を怠る

知識がないから生徒に指導することができないのに、指導者として自分で調べもせず横着をして生徒に対してだけ具体的な言葉や知識を求める人がいます。

添削をする人が生徒より”素人”では困ります。
教える側は少なくとも生徒の3倍以上の知識がないと指導などとてもできません。

内容を凝縮してどんどん精度を高めていかないといけないのに、だらだらと長々文章を増やして書かせる
無駄なところを削って、内容を濃く深くする指導ができない
新たな提案や結論を提案できない

一つの小論文について、3~5パターンの文例を提案できない人は、言い方はキツいですが“指導者失格”です。

 

受験において「熱心に長時間見てくれたから良い先生」という思い込みは捨てた方がいい

熱心な先生・教師・講師

現在指導してもらっている先生が本物かを判断するには、

  • 明らかに論展開がうまくなった
  • 複数パターンの文例が作成できるようになった

など具体的な成長や実感が得られないのなら、その指導者は実力がないということです。

入塾前の保護者さんから、「中学受験の為に塾に長く通ってあんなにたくさん作文の練習をしたのに結局落ちました」と悔しそうにお話をされたことが何度かあります。

実力のない人に習うのは、ハッキリ言って「害悪」にしかなりません。

もし少しでも疑問や不安を感じるのであれば、

これまでの指導経験と指導枚数と、過去に指導した生徒が何点取れたか

と尋ねてみてください。

例え全然経験がなくても、

足りない知識を市販の小論文の本を5~6冊、知識本を3冊以上読んで勉強する意欲のある人

であれば、まだ見込みはあります。

 

小論文は”誰に教わるか”が重要

アドバイスをくれる先生

小論文を何も練習してないと 5割にもまったく届かず落ちる人が大半です。
小論文を作文と勘違いしている人も多く、字数が足りなくて採点できないなどの理由で、ほぼ点数がない人も多いと思います。

反対に、塾長が予備校時代に指導した生徒さんや今の塾生さんたちは、提出論文の配点の8割から満点を取っていました。

添削してくれる人・教わる人を間違うと、受かるものも受かりません。
つまるところ、本物のプロの指導者とは、

確かな知識と経験を持ち、添削指導が具体的で足りない部分を補う努力を怠らない人

です。
合格を目指すなら、そんな人を少しでも早く見つけて指導を受けた方がいいです。

塾長
塾長

ちなみに言うまでもないことですが、巷でよく見られる代行業に頼むのは面接で実力が露呈されるのでお勧めしません。

次回、「自力以外に選択肢がない人の為の小論文の書き方」に続きます。

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