2026年度大学入試の短期コース受講生を募集中

大学入試の短期コース(総合型選抜・一般入試)の受講生を募集中です!国公立や関関同立の総合型選抜(小論文・志望理由書・自己推薦書)、医学部の小論文、国公立2次の小論文の対策を指導致します。

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国語はすべての学力の土台であり、生きる力

数ある塾のサイトの中から、当サイトへご訪問頂き有難うございます。
当塾の簡単な成り立ちや指導方針をお読み頂くことで、当塾との相性もある程度ご判断いただけるのではないかと思います。
こちらのページと塾長メッセージ指導方針をお読み頂き、通塾のご検討をいただけますと幸いです。

残念ながら当塾とご縁がない場合でも、“国語力とは何か”、”国語が集団授業にいかに向かないか”等についてプロとしての知識や経験をもとに率直に述べていますので、最後までお読み頂いても貴重なお時間を無駄にすることはないとお約束致します。

 

国語力とは何か

教育界では「国語はすべての学力の土台」と言われます。

学校や受験に必要というだけでなく、「表現する力」「考える力」「感じる力」「想像する力」の四つの力は正に「生きる力」であり、社会に出た後も人生に多大な影響を及ぼすほどの力です。

ノーベル賞受賞者である山中教授と益川教授も、“計算力よりも読解力、国語力が大事”であることを述べています。

山中:益川先生が今おっしゃったことは、計算力よりも読解力、国語力が大事ということでもありますよね。
益川:そう、科学の基本は国語ですよ。何にしてもすべて文章の言葉から入ってくる。読んでその世界が頭に思い浮かべられるかどうか。その力があれば、理解していける。そのあとは、吸収した知識を頭の中で思い描いて発展させていけるかどうか。数学は「計算するもの」というイメージがあるかもしれないけど、数式は基本的には言葉なんです。数式とは「かくかく、しかじかの関係がある」とか、「○○という事実を表わしている」ということを語っていて、そういうことを組み合わせて発展させていけば、答えになる。だから言葉が大事なんです。
山中:国語力は全ての基本だと私も思います。

引用:山中伸弥・益川敏英 (著)「大発見」の思考法 (文春新書)

冒頭にも述べましたように、
国語力は「生きる力」であり「すべての教科の基礎」と言われるようになって随分経ちます。

ブログの記事や各コースでも触れていますが、人は生まれながらに誰でも言語能力を持って生まれます。
その理由は、集団生活において言葉を操れないと生きていけないからです。
だから、国語(現代文・小論文・古典)が苦手でも誰でも国語の力を伸ばすことができます。

運動能力や音楽、そして数学の才能は90%前後遺伝する事が分かっています。
しかし、言語能力は生まれつき誰でも持っているので、効果的な方法で鍛えれば必ず伸びます。

 

塾長が小5~高3まで中学入試から大学入試まで指導した生徒さんの話です。
塾長の指導開始前、関西屈指の中学入試専門塾に何年も通っていましたが、テキストは全て真っ白で生徒さん本人は何も分からないまま放置されているという、いわゆる“お布施様(お客様)”でした。
最初はあまりに出来ない状態だったことに衝撃を受けましたが、とにかくビシバシ根気よく指導した結果、どん底から中堅私立中学に合格できました。
しかし、生徒さん生来の性格は変わらないので、中学入学後にビリから2番目(下位グループの一人は不登校生徒)という成績を取り、さすがに危機感を抱いた親御さんの依頼で再び厳し目の指導をした結果、中3ではなんと医進コースを抜いて学年1位を獲得しました。
その後も、国語だけは学年10番以内をキープし続けました。

このように、学年最下位レベルでも「正しいやり方」で学習すれば、トップレベルになる事は誰でも可能だと断言できます。
もちろん、時間はかかりますし、ある程度の頑張りは必要です。
しかし、考えてみて下さい。
マラソンのトップ集団に追いつく事すら困難なのに、最下位集団からスピードを2倍以上出して追いつける人が何人いるでしょうか?
当塾には、他にも偏差値を約40近く上げて私立中学トップレベル校の8番以内(Aランク)で合格したケースなど具体例は豊富にありますので、その都度ブログで紹介していきます。

 

国語が集団授業にいかに向かないか

まず非常に大事なことなので、声を大にして言います。

国語という教科は、集団授業にとことん向いていません。

なぜなら、

生徒によって「読解力」「記述力」「教養(知識)力」に大きな差がある
・生育環境、体験がそれぞれ異る
・加えて、幼少期からの読書・学習習慣で大きな差が付く
為、どの程度読めているのか、どの問題が解けて、どの問題が解けないのか、理解度とわからない所が千差万別になる

という理由により、集団での指導は難しいのです。
特に、長文記述指導・作文・小論文の添削指導はでしか対応できません。

集団塾には集団塾固有の良さが数多くありますが、学校と同じ一方的な講義形態(映像授業も多い)が主流です。
添削指導も受けるところも増えましたが、添削者と講師が異なる事も多く、また個別質問や相談などの深い内容はシステム上、不可能です。

集団塾は、なぜ間違ったのか、その原因を知り、どう向上させるのかのヒントや、その生徒に欠けている教養・発想といった、肝心要の今後の学習方針を相談するシステムになっていない

のです。

  • 国語力(読む力/解く力)
  • 長文記述力(中学入試/作文/総合型選抜/小論文/プレゼンテーションなど)

をつけるには、

  1. なぜ間違えたかの原因をさぐる
  2. 「読む力・解く力・記述力(特殊解法を習う)」を鍛え「教養力」を身に着ける
  3. 解き直しや類似問題での演習を重ねて解法を身に着ける

の3段階までこなさなければ、いくら問題をこなしてもほぼ伸びません。

実際、ご家庭の国語学習は

“問題をやりっぱなしで最後に模範解答を写して終わる”

というケースが圧倒的に多いです。復習もどうすれば力が付くかわからないという人が大半です。
まして記述採点はかなり訓練しないとできません。

以上が、実力のない教師などによる「国語は才能」発言「あんなにたくさん問題をこなしたのに全然伸びないのは何故なの!」という多くの親御さん方の嘆きに繫がる原因だと思います。

“なるべく費用をかけずに自力で”という人には、解法の本もある程度市販されていますから挑戦してみるのもアリですが、試行錯誤したり効果を確認する時間なども考えると、おそらく入試には間に合わないケースがほとんどだと思われます。

自力でやろうとして苦戦していた生徒が対面指導を始めると短期間でするすると伸びてかなり実力が付きます。
なぜ間違えたのかを実際に目の前で習って演習指導を受けると、大半の生徒は一発で理解します。
これは、人は見た事はすぐ再現できる能力を持っているからです。

こんな例があります。

原始時代の火の起こし方のワークが夏休みに行われました。
最初、参加者である親子にはコツを教えず独自で火起こしを試みてもらうと、1時間経っても2時間経っても火起こしができた組はなかったそうです。
それなのに、たった1回だけ火おこしのコツを目前で見せると、ほとんどの参加者が20分以内で火起こしができたそうです。

このように、人は間近で教わるとすぐ習得できる事が多いそうです。

国語も、生徒によって問題ができない・間違えた理由が千差万別なので、直接指導されないとずっとできないままであるのが大半だと思います。

以上が、当塾が対面授業かつ少人数授業を重視している理由です。

 

最後に

最近は以下のような国語が苦手という人がすごく増えました。

  • 国語の本文を読むことが苦痛である。(長文に慣れていない・語彙力が少ない)
  • 物語の登場人物の心情を理解することができない。(体験が乏しい・想像力の未発達)
  • 自分の意見や考えをまとめて文章にするのが難しい。(たんなる経験不足)

そういう人が、受験期になっていきなり難解な長文問題を解こうとしたり、作文や小論文を書こうとしたところで急にできるようになるものではありません。

しかも年々、すべての入試において国語力を求められる傾向が強くなってきています。

国語力の不足は受験後、そして社会人になった後も追いかけてきます。たとえば、大学や大学院でレポートや論文を執筆する際や、就職活動でエントリーシートを書いたり、自己アピールをしたりなどする場面、もしくは入社後に社内や顧客にプレゼンテーションをする為の文書を作成する際に、うまくいかない可能性があります。

日頃から読書習慣(多種多様な分野/今の自分よりレベルが上の物)がある人は、「読解力」「記述力」そして「想像力」「共感能力」がある程度身についていることが多いです。これは家庭環境ともリンクしているので、今から急に習慣を変えるのは大変かもしれません。

ですから、受験勉強をしながらに、根気よく身につけていくしかありません。

受験国語小論文指導塾では、どこよりもわかりやすく無駄のない国語の学習法で指導します。難関校向けにきちんと体系化された国語解法が身につく内容になっています。

ごちゃごちゃした訳の分からない言い回しで煙に巻くようなエセ解法や、入試本番で通常持ち込み不可とされる定規や色ペンを何本も使用するなど、現実の入試に対応できると思えない解法ではなく、ちゃんと成績と合格に結びつく実践的な指導をしています。

指導している塾長は、難関校を目指す生徒しかいない進学塾の上位コースという現場しのぎを削ってきました。
また、大手予備校の難関大学コースや私立中高一貫校で関関同立・国公立大学の小論文を、1万枚近く添削・指導し、たくさんの生徒を合格に導いてきた経験があります。

初めて指導を受けた生徒さんからは「集団塾にいた時よりすごくわかりやすい! どんな質問をしても明確に答えが返ってくる」 というものすごくシンプルな感想をよくもらいます。

親御さんからは「集団塾であれだけ長い間上がらなかった国語の成績がはっきりわかるほど上がった」とこれもまた非常に明快な感想を度々頂きます。

受験に特化した無駄なく正しい解法で学習すれば、速度に個人差はありますが誰でも国語力はついていきます。

ただし、これまでの人生できちんと勉強した経験がある人ならば誰でもわかることですが、学力はすぐには身につきません。

特に国語は、皆さんが想像している以上に時間がかります。

今ここでテンションが下がっている人は、これから本気になって勉強してみてください。絶対に実感することになりますので。

でも、一度ついた国語力は絶対にあなた方を裏切ることはありません。それどころか、人生の強力な味方になってくれます。

国語力の重要性については下記の記事も参考になります。

 

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