関西の人ならきっと一度は耳にしたことがあるだろう、“関関同立”。
旧大阪市立大学は知らなくても、「関関同立」を知らない人は少ないんじゃないでしょうか?
理由は、在籍人数が国公立と比較にならないほど多いからです。
確か、ざっと5倍から10倍近くだったと思います。
同志社大学がこの中のトップで、関西学院大学が2番手というところでしょう。
立命館大学と関西大学は近年は、ほぼ同じレベルといえると思います。
ちなみに後で詳しく述べますが、立命館大学も関西大学も大阪北部の高槻・茨木に校舎を新設し、交通の便もいいことから人気なようです。
まず初回は関西大学、全部終わったら最後に総括で締めたいと思います。
関西大学
校風
関西大学は千里山キャンパス・高槻キャンパス・高槻ミューズキャンパス・堺キャンパスなど、複数のキャンパスがあります。
塾長も大学時代の試合や説明会で何回も行ったことがあります。
駅から大学まで続く坂道の左右には飲食店などがずらっと並んでいて歩くだけでも楽しいです。
今もそう呼ばれているのかどうかわかりませんが、通称”関大ロード”というらしいですね。
バリアフリーとしてエスカレーターまで設置されていて、大変便利です。
大学院時代に何人かの関西大出身の方と出会い、いろいろ聞きました。
自由で他大学への過剰なライバル心もなく、塾長の目からは男女ともに肩の力が抜けて実に楽しそうで大変うらやましかったです。
小学校入試・中学校などで内部進学する生徒もいますが、外部から大学に入る生徒も多いようです。
中学受験塾やプロ家庭教師の時代に指導していた生徒が何人も合格しました。
運動施設が充実していて強豪のクラブもたくさんあり、運動が好きな人にとって練習場所に事欠かない理想的な環境になっています。そういえば、スケートリンクも新設して選手育成していましたね。
一流として名が通り、スポーツも盛んでアクセスも良いので大阪在住の生徒は通学可能なので人気です。
もちろん、大企業への就職実績も多数です。
家から通える私立大学を目指す生徒にはお勧めの大学です。
入試の出題傾向…国語
国語は75分で、文学部だけ漢文が出題されます。
難易度の割には、国語の問題に特徴があり、昔から入試問題に記述を取り入れています。
現在は、現代文・古文の長文記述が1題ずつ出題されます。選択肢問題も長いです。
ですので、記述の対策が必要です。
記述を出題する私立大学は少なく、関関同立、神戸女学院などの名門大学は出題されることが多いです。
記述は50字程度と、国公立大学の2次試験の記述問題ほど難易度が高くないので、きちんと対策すれば十分高得点を狙えます。
・きちんと対策して高得点を目指そう
次回は、同志社大学について語ります。