国語はすべての学力の土台であり、生きる力
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こちらのページと塾長メッセージ、指導方針をお読み頂き、通塾のご検討をいただけますと幸いです。
当塾とご縁がない場合でも、“国語力とは何か”、”国語が集団授業にいかに向かないか”等についてプロとして率直に述べていますので、最後までお読み頂いても時間を無駄にすることはないと思います。
国語力とは何か
教育業界では「国語はすべての学力の土台」と言われます。
学校や受験だけでなく、「表現する力」「考える力」「感じる力」「想像する力」の四つの力は「生きる力」であり、社会に出た後も人生に多大な影響を及ぼすほどの力です。
ノーベル賞受賞者である山中教授と益川教授も、“計算力よりも読解力、国語力が大事”であることを述べています。
山中:益川先生が今おっしゃったことは、計算力よりも読解力、国語力が大事ということでもありますよね。
益川:そう、科学の基本は国語ですよ。何にしてもすべて文章の言葉から入ってくる。読んでその世界が頭に思い浮かべられるかどうか。その力があれば、理解していける。そのあとは、吸収した知識を頭の中で思い描いて発展させていけるかどうか。数学は「計算するもの」というイメージがあるかもしれないけど、数式は基本的には言葉なんです。数式とは「かくかく、しかじかの関係がある」とか、「○○という事実を表わしている」ということを語っていて、そういうことを組み合わせて発展させていけば、答えになる。だから言葉が大事なんです。
山中:国語力は全ての基本だと私も思います。
引用:山中伸弥・益川敏英 (著)「大発見」の思考法 (文春新書)
冒頭にもありますが、国語力は「生きる力」・「すべての教科の基礎」と言われるようになって久しいです。
ブログの記事や各コースでも触れていますが、人は生まれながらに誰でも言語能力を持って生まれます。
なぜなら、集団生活において言葉を使えないと生きていけないからです。
だから、国語(現代文・小論文・古典)が苦手でも誰でも国語の力を伸ばすことができます。
運動能力や音楽、数学の才能は90%前後遺伝する事が分かっています。
しかし、言語能力は生まれつき誰でも持っているので、効果的な方法で鍛えれば必ず伸びます。
最初はあまりにも出来ない状態に衝撃を受けましたが、とにかくていねいに根気よく指導した結果、どん底から中堅私立中学に合格できました。
しかし、生徒さん生来の性格は変わらないので、中学入学後にビリから2番目(下位グループの一人は不登校生徒)という成績を取り、さすがに危機感を抱いた親御さんの依頼で再び厳し目の指導をした結果、中3ではなんと医進コースを抜いて学年1位を獲得しました。
その後も、国語だけは学年10番以内をキープし続けました。
このように、学年最下位レベルでも「正しいやり方」で学習すれば、トップレベルになる事は誰でも可能だと断言できます。
もちろん、時間はかかりますし、ある程度の頑張りは必要です。
しかし、考えてみて下さい。
マラソンのトップ集団に追いつく事すら困難なのに、最下位集団からスピードを2倍以上出して追いつける人が何人いるでしょうか?
当塾には、他にも偏差値を約40近く上げて私立中学トップレベル校の8番以内(Aランク)で合格したケースなど具体例は豊富にありますので、その都度ブログで紹介していきます。
国語が集団授業にいかに向かないか
まず非常に大事なことなので、声を大にして言います。
なぜなら、
・加えて、幼少期からの読書・学習習慣で大きな差が付く
為、どの程度読めているのか、どの問題が解けて、どの問題が解けないのか、理解度とわから ない所が千差万別になる
という理由により、集団での指導は難しいのです。
特に、長文記述指導・作文・小論文の添削指導は個別でしか対応できません。
集団塾には集団塾固有の良さがたくさんありますが、学校と同じ一方的な講義形態(映像授業も多い)が主流です。
添削指導も増えましたが、添削者と講師が異なる事も多く、また個別質問や相談などの深い内容はシステム上、不可能です。
のです。得意な生徒はどんどん伸び、苦手な生徒はますますわからなくなります。これは他教科でも同様です。
- 国語力(読む力/解く力)
- 長文記述力(中学入試/作文/総合型選抜/小論文/プレゼンテーションなど)
をつけるには、
- なぜ間違えたかの原因を見つけ出す
- 「読む力・解く力・記述力(特殊解法を習う)」を鍛え、同時に「教養力」も身につける
- 解き直しや類似問題での演習を重ねて解法を身につける
の3段階までこなさなければ、いくら問題をこなしてもほぼ伸びません。
実際、ご家庭の国語学習は
“問題をやりっぱなしで最後に模範解答を写して終わる”
というケースが圧倒的に多いです。復習もどうすれば力が付くかわからないという人が大半です。
まして記述採点はかなり訓練しないとできません。
“費用をかけずに自力で”という人には、解法の本も売っているので試すのもアリです。しかし、入試には間に合わないケースがほとんどだと思われます。
自力でやろうとして苦戦していた生徒が対面指導を始めると短期間でするすると伸びてかなり実力がつきます。
なぜ間違えたのかを実際に目の前で習って演習指導を受けると、大半の生徒は一発で理解します。
これは、人は見た事はすぐ再現できる能力を持っているからです。
こんな例があります。
最初、参加者である親子にはコツを教えず独自で火起こしを試みてもらうと、1時間経っても2時間経っても火起こしができた組はなかったそうです。
それなのに、たった1回だけ火おこしのコツを目前で見せると、ほとんどの参加者が20分以内で火起こしができたそうです。
このように、人は直接教わるとすぐ習得できる事が多いそうです。
国語も、生徒によってわからない原因や間違う理由が様々なので、直接指導されないとずっとできないままであるのが大半だと思います。
以上が、当塾が独自の少人数授業を重視している理由です。
最後に
最近はスマホの普及で国語が苦手な生徒が大変増えました。苦手なまま、受験で長文問題を解いたり、作文・小論文を書こうとしたところで急にできるようになりません。
しかも年々、すべての入試において国語力を求められる傾向が強くなってきています。
国語力は、大学のレポート・卒業論文、就職活動の書類、会社で文書を作成する際に必要で、苦手なままだと苦戦するだけでなく出世・収入に大きく影響します。
受験国語小論文指導塾では、どこよりもわかりやすく無駄のない国語の学習法で指導します。志望校向けに体系化された国語解法が身につく内容になっています。
実力が本物ならば成績が上がったり、理解の手応えを感じるはずです。他と比較するのは当然ですが、エセ解法や実力のない講師に惑わされない事を願っています。
塾長は、難関校を目指す生徒しかいない進学塾の上位コースという現場でしのぎを削ってきました。
また、大手予備校の難関大学コースや私立中高一貫校で関関同立・国公立大学の小論文を、1万枚近く添削・指導し、たくさんの生徒を合格に導いてきた経験があります。
初めて指導を受けた生徒さんからは「集団塾にいた時よりすごくわかりやすい! どんな質問をしても明確に答えが返ってくる」 というものすごくシンプルな感想をよくもらいます。
親御さんからは「集団塾であれだけ長い間上がらなかった国語の成績がはっきりわかるほど上がった」とこれもまた非常に明快な感想を度々頂きます。
受験に特化した無駄なく正しい解法で学習すれば、速度に個人差はありますが誰でも国語力はついていきます。
ただし、国語は、皆さんが想像している以上に時間がかります。
今ここでテンションが下がっている人は、これから本気になって勉強してみてください。絶対に実感することになりますので。
でも、一度ついた国語力は絶対にあなた方を裏切ることはありません。それどころか、人生の強力な味方になってくれます。













